普段はあまり持たない材料なのですが、幅広い耳付きのウォルナットの板を使って、
耳付きのローテーブルを製作しお届けしました。
耳とは、立ち木の時に樹皮が付いていた部分のこと。
剥がれやすい樹皮は落としてきれいにし、曲線はそのまま残してより自然の木を感じられるように仕上げました。
さすがに存在感があります…。
今回のお客様は、僕が清澄白河で家具製作を始めるずっと以前からこの場所でモノに向き合い製作し続けている方で少し緊張しました。
でもこうして家具を頼んでくださり、なんだか背中を押してもらえたような気がしました。
そういうのは、ちょっと特別に嬉しいです。
そしてふと見ると座卓の上にくつろぐ猫が…。なんだかうちの家具は猫に好かれるみたいです。
お礼ににぼし、くれるかな。