アオゾラレター
2018-09-27
凛とした食器棚
先日、ウォルナットの食器棚をお届けしました。
全体のサイズや棚の位置はお客様のご要望の通りに。
こちらから上の段を霞ガラス、下段を木の鏡板にすることをご提案しました。
この食器棚を作りながら「暮らしに程よく緊張感がある楽しさ」を思い浮かべていました。
凛とした佇まいのものを、ほんの少し背筋を伸ばして使うこと。
自分自身が目指す木の家具のカタチの一つでもあります。
ああ、格好良い‥。
ずいぶんと、木目に助けられてはおりますが。
2018-09-20
ウォルナットのサイドテーブル
持ち運べる大きさの、ウォルナットのサイドテーブルが出来ました。
「部屋のなかで、簡単に動かせるようなもの」
というご要望に、図面や模型を使って打ち合わせを重ね、構造や木組みの仕方を工夫して軽くてシンプルなものになりました。
部屋のなかのお気に入りの場所に、寄り添う家具になるといいなあ。
最後の写真は、お客様にご提案した模型とお店の主の赤べこくんです。
2018-09-13
落ち着ける場所
好きな場所があります。
家の近所にある「胡桃堂喫茶店」です。
2階に上がると、ウォルナットの机がずらりと並んでいます。
そこで珈琲を飲みながら本棚の古本を読んだり、手紙を書いたりしてのんびりと過ごします。
今回お届けしたウォルナットのダイニングセットを作りながら、そんなふうに落ち着ける場所のことを思い浮かべていました。
ほんとうに綺麗な木目です。
作っていて、とても楽しかったなあ。
お客様にとっても、この場所が落ち着ける場所になりますように。
2018-09-06
ソファ納品
先日、ウォルナットの3人掛けソファをお届けしました。
座面はとても手ざわりの良い、綿と麻の混合生地です。
お客様がじっくりと時間をかけて、「フレンチブルー」という色を選びました。
懐かしくて優しい、とても素敵な色です。
でも、その懐かしさは日本のではないような気がします。
南フランスとかそのあたりの、アンティーク家具のような懐かしさ。
自分の選択肢にはなかったです。でもお客様と考えるからこそ、こういう事があるのだと嬉しくなります。
工房で撮ると何故か、青空色に見えました。
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