お仕事がら沢山の本をお持ちのお客様。
「2台並べて壁面本棚のように」とか、「棚は動かすと見た目が崩れるので固定式に」とか
「引き出しには文庫本を収納できたらいい」とか…
もはやどちらが提案したのかわからない、本と家具好きのお客様との対話を経て、
無事、本棚とテレビ台をお届けすることが出来ました。
引き出しの前板には、広くて長い一枚のチェリー材を使うことができました。
写真ではわかりづらいのですが、上下左右に木目が繋がっています。
そして引き出しに使った取っ手は特注で真鍮作家さんに作って頂きました。
10年後、ブラックチェリーと一緒にどう変化していくのか、とても愉しみです。
後日、お客様からメールと写真をいただきました。
とても綺麗に、ぎっしり、可愛く収納されていて、思わず「おお!」と嬉しくなりました。
こんなふうに使ってもらえたら、本や木もきっと喜んでいる、に違いない。