ギャラリーで目を輝かせている子供を見ると、やっぱり子供は木が好きなんだなあ、
と思う。
そして、大人よりも感覚的に、
手ざわりや匂いや目に見えない木の生命力を感じているように見える。
だからこそ、子供たちに木の家具を届けたい。
座面はゆるやかなカーブをつけて削りこんであります。
また、少しでも長く使えるように高さを変えることができます。
そして大きさの違う丸いウォルナットの埋木は高さ調節に一役買っています。
幼稚園を自分が作った椅子で埋め尽くすこと。
それが僕の家具を作っていくうえでのささやかな夢です。