2013-11-24

壁面本棚納品

先日、上下2分割の大きな壁面本棚を納品してきました。

この本棚のご相談を最初に受けたのは一年ほど前のことです。
もともと本が好きなのでとても嬉しいお話でしたが、同時にいろんな課題が思い浮かびました。

それだけに一年間という時間をくださったのはありがたく、
日々の家具製作の仕事をしながら、
いろんな気づきや思いつきを少しずつ積み重ねて、
縦糸に横糸を織り込んでいくように、目標に向かって進んで行けた一年でした。

そしてそれがこうして形になって、無事にお客様に届けられたので、
本当に良かったです。


一番上の段は、はね上げ扉になっていて、このようにして使うことも出来ます。


とても大きい家具なので、耐震補強もしっかりとしました。


大きな木の家具は、とても暖かくて、何処か潔いと思いました。



2013-11-11

あれから2年

2年前の今日は朝から雨でした。そしてその日、お客さんは一人も来ませんでした。

せっかく「アオゾラカグシキ會社」という名前を付けたのに、
記念すべきギャラリーオープン1日目はそんなふうに始まりました。

あれから2年。

この場所に種をまくことからはじめて、ようやく少しずつ芽が出てきたような気がします。

「町の家具屋」という名前の種。

世界の何処へでも、行くことや繋がることができることが少しも便利だとは思えずに、
自分の手の届く範囲で、手に触れてもらえる方法でやりたかったのです。

昨日、近所のお客様に歩いてウォルナットのアームチェアを届けました。
椅子を抱えて資料館通りを歩きながらふと、
芽が出始めているのを感じ、自分にはこのやり方が合っていると思いました。

たくさんのお客様に支えてもらった2年間でした。

ほんとうに感謝です。

そしてそれにはいい家具を作ることで返していくしかありません。

さて、先日無事に上下2分割の大きな壁面収納家具の納品を終えました。
2年目の区切りを付ける自分にとっても大きな仕事でした。


アオゾラレター次回予告「アオゾラカグ史上最大の作戦(仮)」乞うご期待!


2013-10-26

小さなスツールと大きな本棚

先日、床座り用スツールが完成し、お客様にお渡ししました。

「こんなものがあったらいいな」を形にするのは、
ちょっとしたものでもけっこう時間と手間がかかるのですが、
お客様に手渡すときは、とてもワクワクします。


そして、小さな家具のあとは、作業台からはみ出すほどの大きな本棚の製作。

今回の本棚はお客様のご要望で背板も無垢材なので、
チェリーの板を一枚一枚並べていきます。

一枚の板を薄く割って使うので、場所によってブックマッチになるところもあり、
(横並びの2枚の板の木目が左右対称になること)
これだけの木目が正面に並ぶのを想像すると、胸が高まります。

素材感が全面に出る本棚。なんだかとても格好良くなりそうです。